太子講法要
太子講とは聖徳太子を讃えての真宗の法要です
親鸞聖人は聖徳太子を和国の教主と言われました
日本の釈尊ということです
真宗のお寺のお内陣には仏さんや菩薩、お坊さんが掲げられていますが、聖徳太子だけ唯一修行されていない方が掲げられています
聖徳太子は親鸞聖人にとって真宗にとってそれはそれは大切な方ということです
親鸞聖人の和讃は500首以上ありますが、その中でも聖徳太子のことを詠われものは200首以上あることから見ても、親鸞聖人にとって聖徳太子は大切な方であったことが窺えます
救世観音大菩薩
聖徳皇と示現して
多々のごとく捨てずして (父のごとく)
阿摩のごとくにそひたまふ (母のごとく)
聖徳太子は救世観音菩薩の生まれ変わりではないか 父のように護り捨てず、母のようにいつもそばにいてくれる と体感したものと思います
聖徳太子といえば『十七条憲法』が思い出されます 憲法と言っても現代の憲法とは異なり、生き方・道徳的なものです 有名なのが
『和を以て尊しとなす』の条文
私もこの文句は大好きな言葉であり、信条ともしています
今回の太子講の目的は、
聖徳太子を知る
親鸞聖人の教えに触れる
真宗の教義を聴聞する 合掌