教え子先立つ
教え子47歳交通事故死で先立っていく
高校3年間担任した教え子が交通事故によって亡くなった
卒業して30年間、毎年の年賀状のやりとりを交わしていた生徒でした
そんな生徒は数少ないものです
調理師をしていて、このコロナ禍で仕事が激減する中でなんとか家計を支えるために
トラックのアルバイト🚚を始めたわけです
その矢先の事故でした
家族にとってこの現実を受け入れるにはあまりにも酷なことでした
家族葬にするかいろいろと悩まれたそうです
しかし、普通通りのお通夜、葬儀で執り行われました
ご縁をいただき、役僧としてお説教の場を頂き、お話をさせていただきました
いろんなことがよみがえりつまりながらの話となってしまいました
娘さんの涙しながらの頷く聴聞の姿に何度も目があいました
私も小学校3年生の時、姉5年生を病気で亡くしました
父がお説教者に『先立つ者は善知識』というお言葉を教えてもらったとよく言っていました
善知識とは真の先生(真実の教えを導き示してくれる人)という意味です
彼は私たちに身を呈して教えてくださっている
そのことを決して忘れないでおこう
葬儀終わってのお別れの棺への花入れ そして 斎場での棺が納まる際
二十歳と高校生の姉妹は泣崩れ 誰しもがその姿に同調し見続けていました なんの言葉も要らなかった
「白骨の御文章」は何度となく読んでいるものの・・・・・
娘さんたちよ、強く生きてくれ❗️